学校評価:学校評価(平成24年度)

平成24年度「学校評価」実施内容の報告

大阪国際滝井高等学校

平成24年度「学校評価」の実施内容を下記の通り報告いたします。

1.実施方法

  1. (1)実施状況

    対象 対象者数 回収数 回収率 調査期間
    生徒 3年生 219 218 99.5% 平成24年12月21日
    保護者 全学年 695 664 95.5% 平成24年12月6日〜15日
    教職員 常勤 42 42 100.0% 平成25年1月7日〜11日
  2. (2)アンケート内容の見直し

    学校評価を実施し数年を経過したことから、質問項目等について内容の見直しを以下の観点より実施した。また、評価基準は例年と同様に、A「そう思う」、B「ややそう思う」、C「あまりそう思わない」、D「そう思わない」の4段階とした。

    • わかりにくい表現や判断の難しい内容の修正
    • 「いじめ」など学校として迅速かつ適切に組むべきの項目の追加
    • 生徒と保護者の共通質問項目の整理
    • 保護者自由記述は授業参観時(11/23)保護者アンケート自由記述に代替し、学校評価では実施せず。

2.評価の概要

  1. (1)教職員の自己評価
    1. 概要
      アンケートの各項目を肯定的評価の割合で集計したのが表1である。傾向としては、肯定的評価の低い項目が年々改善されているが、一方肯定的評価が最も高い項目(100〜90)は若干減少傾向で、80〜70%台の項目が評価の中心となっている。
      表1 肯定的評価(評価A+B)の割合別項目数
      (%) 100〜90 〜80 〜70 〜60 〜50 〜40 〜30 〜0 項目総数
      24年度 12 19 17 6 3 57
      23年度 (13) (19) (12) (4) (3) (2) (53)
      22年度 (15) (13) (12) (5) (5) (1) (2) (53)
    2. 評価の高い項目(評価A+B:90%以上)
      AとBの割合の合計が90%以上のものを以下に示した。今年度の項目数は12項目で昨年より1項目、一昨年より3項目減少している。
      ( )内は昨年度の比率、↑は上昇、↓は低下を表す。また、項目内容の後の[ ]内はアンケートの質問番号を表している。
      (学校運営の関する項目)
      保護者などへ授業を公開している[10] 100% (100%)
      学校ホームページで可能な範囲で情報公開をしている[9] 95.2%↓ (100%)
      積極的に募集活動が行われ、定員を充足する努力がされている[14] 92.9%↓ (97.6%)
      学校方針や目標を教職員・学校関係者が理解している[2] 90.4%↑ (85.7%)
      (教育内容と進路指導に関する項目)
      年間を通じた進度表・シラバスを各教科別に立てている[20] 95.3%↑ (90.2%)
      生徒に応じたきめ細かな教育を実施している[23] 95.2%↑ (88.1%)
      生徒に清掃、校内美化に取組ませている。また、施設設備を大切にする心を育成している[30] 95.2%↓ (97.6%)
      教育課程は学習指導要領に沿っている[19] 92.8%↑ (90.2%)
      体育祭、文化祭などの学校行事は活発である[36] 90.5%↓ (100%)
      併設大学・短大との連携体制が整い、指導が行われている[42] 90.5%↑ (85.7%)
      (生徒指導・支援に関する項目)
      生徒指導は学校の方針に従っている[43] 90.50% (90.5%)
      (その他の項目)
      事務室の生徒、保護者、外部等への対応は良好である[57] 95.2% (項目なし)
    3. 評価の低い項目(評価A+B:70%未満)
      AとBの割合の合計が70%未満のものを以下に示した。今年度の項目数は9項目で昨年と同数、一昨年より4項目減少している。特に今年度の特徴としては、評価A+Bが50%未満のものはない。
      (学校運営の関する項目)
      在校生、卒業生は学校に誇りを持っている[3] 69.0%↓ (70.0%)
      教員と事務職員の情報交換の機会があり、相互理解、連携は取れている[5] 69.1%↓ (81.0%)
      (教育内容に関する項目)
      情報の発信に伴う責任など情報のモラル面の教育に取組んでいる[26] 50.0%↓ (64.3%)
      生徒の情報活用能力の育成を図っている[25] 57.1%↓ (76.2%)
      生徒がボランティア活動をする機会を設けている[35] 61.9%↑ (52.4%)
      省エネなど身近な問題から環境への関心を高める教育を行っている[29] 64.3%↓ (71.4%)
      (生徒指導・支援に関する項目)
      特別支援が必要な生徒に対して組織的に支援が行われている[50] 64.3% (項目なし)
      (教員研修に関する項目)
      教員が計画的に校外研修を受けることができる[55] 50.0%↑ (45.2%)
      初任者等、経験の少ない教員の研修が実施されている[54] 69.0%↑ (54.8%)
    4. 総括
      1. 建学の精神や学校方針、目標などの学校運営の基本となる項目については、理解や周知度が向上しており、教員の意識は概ね定着している。しかし、今後も引き続きこれらの意識の維持向上を図ることが大切である。
      2. 本校の特色教育として力を入れている面倒見のよい教育、徳育、躾教育は教員が相当に努力していることが伺える。
      3. いじめの対応については、80%以上の評価があり、いじめに対する取り組み姿勢が出来上がりつつあると判断できる。しかし、今後も引き続きこれらの取り組み姿勢の維持向上を図り、いじめを許さない学校環境づくりを推進する必要がある。
      4. 教科指導では、分かり易い授業を行っているとの評価比率が90%近いが、生徒・保護者の評価では必ずしも高くなく(後述の(2).3、(3).3)、乖離が生じている。
      5. 進路指導については、多様な生徒の進路を支援する体制や取り組みが必ずしも充分ではない。今後、改善に努めより効果的な進路指導体制を構築しなくてはならない。
      6. 教員研修は、全体的に見て昨年度より向上しているが未だ充分とは言えない。特に校外研修は時間の制約から改善が進んでいない。また、初任者研修・サポート体制も充分な評価が得られていない。
      7. 教員から見て生徒が学校を誇りに思っている比率が未だ低いと認識しており、「誇れる学校づくり」に引き続き努めなくてはならない。
    平成24年度 学校評価(教職員)アンケート集計表

    平成24年度重点テーマ:誇れる学校づくり
    実施時期:平成25年1月7日〜11日
    実施対象:教職員 42名(回収数42、回収率100%)

    (上段:実数[人] 下段:割合[%]) 備考欄( )内:無回答
    A:そう思う B:ややそう思う C:あまりそう思わない D:そう思わない

    項目 評価の観点 評価項目 設問 (A+B)
    (%)
    評価 備考
    学校運営 本校の精神 建学の精神 1 建学の精神が教職員、生徒、保護者など、学校関係者によく浸透している。 76.2 10 22 6 4  
    23.8 52.4 14.3 9.5  
    学校方針・目標 2 学校方針や目標を教職員・学校関係者が理解している 90.4 19 19 2 2  
    45.2 45.2 4.8 4.8  
    愛校心 3 在校生、卒業生は学校に誇りを持っている。 69.0 4 25 13 0  
    9.5 59.5 31.0 0.0  
    教職員連携 教員・教科間連携 4 教員間教科間の相互理解がなされ、信頼関係に基づいて教育活動が行われている。 73.9 13 18 9 2  
    31.0 42.9 21.4 4.8  
    教員と事務職員の連携状況 5 教員と事務職員の情報交換の機会があり、相互理解、連携は取れている。 69.1 12 17 11 2  
    28.6 40.5 26.2 4.8  
    会議の有効性 6 教職員会議をはじめ各種会議が有効かつ効率的に機能している。 73.8 7 24 6 5  
    16.7 57.1 14.3 11.9  
    学園組織・財務関係 評議員・理事会機能 7 理事会等における学園(学校)運営に関する必要事項は報告されている。 78.6 12 21 6 3  
    28.6 50.0 14.3 7.1  
    財務状況 8 学園や学校の財務状況(収支など)の必要事項は報告されている。 76.2 17 15 8 2  
    40.5 35.7 19.0 4.8  
    情報公開 ホームページの活用状況 9 学校ホームページで可能な範囲で情報公開をしている。 95.2 29 11 2 0  
    69.0 26.2 4.8 0.0  
    授業公開状況 10 保護者などへ授業を公開している。 100.0 37 5 0 0  
    88.1 11.9 0.0 0.0  
    危機管理 役割分担 11 危機管理マニュアルが整備され、事故・事件・災害時に対処する役割分担が明確にされている。 73.9 18 13 10 1  
    42.9 31.0 23.8 2.4  
    危機管理対応 12 警察、消防との連携、訓練など学校の安全対策は十分とられている。 76.2 12 20 8 2  
    28.6 47.6 19.0 2.4  
    地域交流 開かれた学校づくり 13 地域や地域住民との交流ができている。 88.1 21 16 5 0  
    50.0 38.1 11.9 0.0  
    生徒募集 募集活動 14 積極的に募集活動が行われ、定員を充足する努力がされている。 92.9 32 7 2 1  
    76.2 16.7 4.8 2.4  
    いじめ 対処方針 15 学校におけるいじめへの対処方針や指導計画が明確にされている。 85.7 11 25 3 3  
    26.2 59.5 7.1 7.1  
    早期発見 16 いじめの実態把握に努め、いじめの早期発見に努めている。 80.9 15 19 7 1  
    35.7 45.2 16.7 2.4  
    対応体制 17 いじめが生じた際に、学校全体で組織的に対応する体制がある。 83.4 13 22 3 4  
    31.0 52.4 7.1 9.5  
    教育内容 教育目標 年度重点取り組み事項 18 教育目標や年度重点取り組み事項を教職員が理解し取り組んでいる 88.1 18 19 4 1  
    42.9 45.2 9.5 2.4  
    教育課程 学習指導要領の対応状況 19 教育課程は学習指導要領に沿っている。 92.8 25 14 3 0  
    59.5 33.3 7.1 0.0  
    教育計画 20 年間を通じた進度表・シラバスを各教科別に立てている。 95.3 27 13 2 0  
    64.3 31.0 4.8 0.0  
    教科指導 学習指導 21 生徒にわかりやすい授業を実践することができている 88.1 6 31 5 0  
    14.3 73.8 11.9 0.0  
    満足度 22 生徒は教科の学習指導に満足している。 73.8 4 27 10 1  
    9.5 64.3 23.8 2.4  
    特色教育 面倒見の良い教育 23 生徒に応じたきめ細かな教育を実施している。 95.2 18 22 2 0  
    42.9 52.4 4.8 0.0  
    徳育・躾教育心に響く教育 24 年度目標が明確に示され、教職員はそれを理解し取り組んでいる。 88.1 20 17 3 2  
    47.6 40.5 7.1 4.8  
    情報教育 情報能力育成 25 生徒の情報活用能力の育成を図っている。 57.1 4 20 16 2  
    9.5 47.6 38.1 4.8  
    情報モラル指導 26 情報の発信に伴う責任など情報のモラル面の教育に取組んでいる。 50.0 4 17 19 2  
    9.5 40.5 45.2 4.8  
    教育内容 人権教育 研修体制 27 人権尊重に関するさまざまな課題や指導方法を教員が研修することができる。 71.5 13 17 9 3  
    31.0 40.5 21.4 7.1  
    教育体制 28 人権尊重の教育において、さまざまな学習方法で、意識を高める教育を行っている。 81.0 11 23 5 3  
    26.2 54.8 11.9 7.1  
    環境教育 環境問題意識向上 29 省エネなど身近な問題から環境への関心を高める教育を行っている。 64.3 6 21 11 4  
    14.3 50.0 26.2 9.5  
    実践的態度の育成 30 生徒に清掃、校内美化に取組ませている。また、施設設備を大切にする心を育成している。 95.2 29 11 2 0  
    69.0 26.2 4.8 0.0  
    健康教育 健康に関する指導 31 疾病予防、健康維持、衛生管理の指導・啓発が行われている。 85.7 10 26 3 3  
    23.8 61.9 7.1 7.1  
    生徒会・課外活動 生徒会活動支援状況 32 生徒会活動を通じて、生徒が主体的に活動できるよう学校全体で支援している。 85.8 18 18 5 1  
    42.9 42.9 11.9 2.4  
    読書推進 33 図書館の利用促進など読書指導に取組んでいる。 76.2 11 21 8 2  
    26.2 50.0 19.0 4.8  
    部活動 34 部活動は活発である。 85.8 18 18 5 1  
    24.9 42.9 11.9 2.4  
    ボランティア 35 生徒がボランティア活動をする機会を設けている。 61.9 6 20 11 5  
    14.3 47.6 26.2 11.9  
    学校行事 36 体育祭、文化祭などの学校行事は活発である。 90.5 23 15 4 0  
    54.8 35.7 9.5 0.0  
    スポーツ・芸術文化 37 スポーツ活動、芸術文化活動を計画的に教育活動にとりいれている。 81.0 17 17 7 1  
    40.5 40.5 16.7 2.4  
    国際理解 38 他国の歴史・文化の理解、異文化交流など国際理解に対する教育活動を取り入れている。 76.2 9 23 8 2  
    21.4 54.8 19.0 4.8  
    進路指導 進路指導 進路選択 39 生徒一人ひとりの興味・関心・適性に応じた進路選択ができるような支援体制がある。 76.2 16 16 7 3  
    38.1 38.1 16.7 7.1  
    学習指導 40 進路の実現に向けて計画的な学習指導が為されている。 80.9 10 24 6 2  
    23.8 57.1 14.3 4.8  
    資格取得 41 資格取得の支援体制が整っている。 81.0 18 16 8 0  
    42.9 38.1 19.0 0.0  
    併設大学・短大との連携 42 併設大学・短大との連携体制が整い、指導が行われている。 90.5 18 20 1 3  
    42.9 47.6 2.4 7.1  
    生徒指導・支援 生徒指導 指導方針の一貫性 43 生徒指導は学校の方針に従っている。 90.5 25 13 4 0  
    59.5 31.0 9.5 0.0  
    生活指導について 44 生徒の生活指導は組織的に行われている。 73.8 14 17 6 5  
    33.3 40.5 14.3 11.9  
    45 転退学を抑止する学校生活・家庭生活の指導が行われている。 85.7 20 16 4 2  
    47.6 38.1 9.5 4.8  
    家庭との連携状況 46 生徒指導において、家庭との連携ができている。 83.4 18 17 6 1  
    42.9 40.5 14.3 2.4  
    生徒支援 保健・衛生 47 体調不良・ケガ等への対応はスムーズに行えている。 88.1 19 18 3 2  
    45.2 42.9 7.1 4.8  
    48 保健室の機能が十分に活用されている。 76.2 11 21 7 3  
    26.2 50.0 16.7 7.1  
    カウンセリング 49 カウンセリング制度があり、活用されている。 71.5 12 18 9 3  
    28.6 42.9 21.4 7.1  
    特別支援 50 特別支援が必要な生徒に対して組織的に支援が行われている。 64.3 7 20 10 5  
    16.7 47.6 23.8 11.9  
    教員研修 教員研修 教員の資質向上 51 教員間で授業内容を評価、意見交換などを行う機会がある。 81.0 11 23 6 2  
    26.2 57.8 14.3 4.8  
    52 目標管理による能力開発体制がある。 73.8 11 20 7 4  
    26.2 47.6 16.7 9.5  
    校内研修 53 効果的な校内研修計画を立案し、教職員に実施している。 78.6 15 18 5 4  
    35.7 42.9 11.9 9.5  
    初任者のサポート状況 54 初任者等、経験の少ない教員の研修が実施されている。 69.0 14 15 8 5  
    33.3 35.7 19.0 11.9  
    校外研修 55 教員が計画的に校外研修を受けることができる。 50.0 10 11 13 8  
    23.8 26.2 31.0 19.0  
    研修成果の共有状況 56 研修、研究に参加した成果を、他教員に伝えて情報を共有する体制がある。 80.9 14 20 5 3  
    33.3 47.6 11.9 7.1  
    事務室 接遇 57 事務室の生徒、保護者、外部等への対応は良好である。 95.2 25 15 1 0 (1)
    59.5 35.7 2.4 0.0 (2.4)
  2. (2)生徒(3年生)の学校評価
    1. 概要
      質問内容の見直しを一部実施したが、項目数は26で昨年・一昨年と同じである。
      アンケート各項目の肯定的評価の割合を示したものが表2である。全体に昨年度より評価が上がっており、AとBの割合の合計が60%未満の項目はない。
      表2 肯定的評価(評価A+B)の割合別項目数
      (%) 100〜90 〜80 〜70 〜60 〜50 〜40 〜30 〜0 項目総数
      24年度 3 9 5 9 26
      23年度 (3) (4) (10) (6) (1) (2) (26)
      22年度 (1) (5) (8) (9) (3) (26)
    2. 評価の高い項目(評価A+B:80%以上)
      評価のAとBの割合の合計が80%以上のもの中で主だったものを以下に示した。今年度の項目数は12項目で昨年より9項目、一昨年より6項目増加している。
      事務室での手続きや相談は親切に対応してくれる[23] 93.1% (項目なし)
      災害が起こった場合の訓練がおこなわれている[10] 93.1%↑ (83.3%)
      命の大切さや人権の大切さを学ぶ機会が多い[7] 90.4%↑ (84.2%)
      成績や評定には納得している[6] 87.6%↑ (78.1%)
      社会のマナーやルールを学ぶ機会が多い[8] 87.2%↑ (81.6%)
      クラブは積極的に活動している[13] 86.7%↑ (43.2%)
      高校生になってマナーやルールを守ることが身に付いたと思う[21] 86.2%↑ (76.0%)
      滝井高校には独自の特色ある授業が多い[2] 85.8%↑ (67.5%)
      高校生になって人間的に成長したと思う[22] 85.3%↑ (68.0%)
    3. 評価の低い項目(評価A+B:70%未満)
      評価のAとBの割合の合計が70%未満のものを以下に示した。今年度の項目数は9項目で昨年より10項目、一昨年より3項目減少している。
      先生は進路についての情報をよく知らせてくれる[16] 69.7%↑ (62.5%)
      学校に行くのは楽しい[24] 68.8%↓ (71.5%)
      困ったとき相談をしたり手助けをしてくれたりする先生がいる[18] 68.8%↓ (72.1%)
      わかりやすい授業が多い[3] 68.3%↑ (52.8%)
      本校の生徒であることに誇りを持っている[25] 67.4%↑ (57.9%)
      いろいろ工夫して授業をしている先生が多い[5] 66.1%↑ (54.8%)
      高校生になって学力は着実に伸びていると思う[20] 64.2%↑ (57.9%)
      担任の先生は自分のことを理解してくれている[17] 63.3%↓ (66.0%)
      わからないことについての質問をしやすい[4] 61.9%↓ (62.0%)
    4. 総括
      1. 全般的に学校に対する満足度は昨年度より向上している。評価の高い項目については、ほとんどの項目が10%以上上昇している。また、評価の低い項目でも3項目が10%前後上昇している。生徒指導やクラブ活動、特色授業に実施などについては高い評価があり、指導の成果が認められる。また、人間的な成長は生徒・保護者も実感しており教員評価との乖離は少ない。
      2. 授業などの学習指導や教員とのかかわりなどについては、昨年度より評価が低くなっており、教員が自己評価しているほど生徒は満足していないことが分かる。学校教育の極めて重要な内容であるので生徒の声を真摯に受け止めて改善を急ぐ必要がある。
    平成24年度 学校評価(生徒・3年生)アンケート集計表

    実施時期:平成24年12月21日

    1
    回収数(在籍数) 28(28) 27(27) 33(33) 34(34) 38(38) 40(41) 18(18) 218(219)
    回収率 100% 100% 100% 100% 100% 97.6% 100% 99.5%

    (上段:実数[人] 下段:割合[%]) 備考欄( )内:無回答またはダブルマーク
    A:そう思う B:ややそう思う C:あまりそう思わない D:そう思わない

    項目 No 設問 (A+B)
    (%)
    評価 備考
    学校運営 1 本校の建学の精神や教育方針は理解している 80.3 62 113 35 8  
    28.4 51.8 16.1 3.7  
    教育活動 2 滝井高校には独自の特色ある授業が多い 85.8 93 94 26 5  
    42.7 43.1 2.3 0.0  
    3 わかりやすい授業が多い 68.3 45 104 52 16 (1)
    20.6 47.7 23.9 7.3 (0.5)
    4 わからないことについての質問をしやすい 61.9 41 94 58 24 (1)
    18.8 43.1 26.6 11.0 (0.5)
    5 いろいろ工夫して授業をしている先生が多い 66.1 46 98 54 19 (1)
    21.1 45.0 24.8 8.7 (0.5)
    6 成績や評定には納得している 87.6 96 95 15 10 (1)
    44.0 43.6 6.9 4.6 (0.5)
    生徒指導 7 命の大切さや人権の大切さを学ぶ機会が多い 90.4 145 52 15 6  
    66.5 23.9 6.9 2.8  
    8 社会のマナーやルールを学ぶ機会が多い 87.2 110 80 21 6 (1)
    50.5 36.7 9.6 2.8 (0.5)
    防災 9 非常時の避難方法等について掲示や先生の話し等で知らされている 83.0 105 76 30 6 (1)
    48.2 34.9 13.8 2.8 (0.5)
    10 災害が起こった場合の訓練がおこなわれている 93.1 139 64 11 4  
    63.8 29.4 5.0 1.8  
    課外活動 11 学校行事は楽しい 83.5 95 87 24 9 (3)
    43.6 39.9 11.0 4.1 (1.4)
    12 生徒会は積極的に活動している 79.4 79 94 25 18 (2)
    36.2 43.1 11.5 8.3 (0.9)
    13 クラブは積極的に活動している 86.7 133 56 16 13  
    61.0 25.7 7.3 0.0  
    14 福祉活動やボランティア活動をする機会がある 79.2 76 83 40 18 (1)
    34.9 38.1 18.3 8.3 (0.5)
    進路 15 先生は進路のことについてよく相談に乗ってくれる 74.3 85 77 28 28  
    39.0 35.3 12.8 12.8  
    16 先生は進路についての情報をよく知らせてくれる 69.7 81 71 36 30  
    37.2 32.6 16.5 13.8  
    教員 17 担任の先生は自分のことを理解してくれている 63.3 59 79 39 41  
    27.1 36.2 17.9 18.8  
    18 困ったとき相談をしたり手助けをしてくれたりする先生がいる 68.8 71 79 45 22 (1)
    32.6 36.2 20.6 10.1 (0.5)
    施設 19 校内はきれいに整備されている 73.4 73 87 39 18 (1)
    33.5 39.9 17.9 8.3 (0.5)
    自己成長 20 高校生になって学力は着実に伸びていると思う 64.2 63 77 46 32  
    28.9 35.3 21.1 14.7  
    21 高校生になってマナーやルールを守ることが身に付いたと思う 86.2 103 85 20 10  
    47.2 39.0 9.2 4.6  
    22 高校生になって人間的に成長したと思う 85.3 110 76 26 6  
    50.5 34.9 11.9 2.8  
    事務室 23 事務室での手続きや相談は親切に対応してくれる 93.1 144 59 9 6  
    66.1 27.1 4.1 2.8  
    総合 24 学校に行くのは楽しい 68.8 71 79 38 30  
    32.6 36.2 17.4 13.8  
    25 本校の生徒であることに誇りを持っている 67.4 57 90 41 30  
    26.1 41.3 18.8 13.8  
    26 滝井高校に入学してよかったと思っている 77.5 103 66 26 23  
    47.2 30.3 11.9 10.6  
  3. (3)保護者(全学年)の学校評価
    1. 概要
      質問内容の一部見直しを実施し、項目数が37となり昨年・一昨年より4項目増加している。
      アンケート各項目の肯定的評価の割合を示したものが、表3である。昨年度、一昨年度に比べて全体としては大きな変化はない。また、昨年度、一昨年度と同様に50%未満の項目はない。
      表3 肯定的評価(評価A+B)の割合別項目数
      (%) 100〜90 〜80 〜70 〜60 〜50 〜40 〜30 〜0 総数
      24年度 3 17 11 3 3 37
      23年度 (3) (20) (5) (4) (1) (33)
      22年度 (5) (23) (1) (3) (1) (33)
    2. 評価の高い項目(評価A+B:80%以上)
      評価のAとBの割合の合計が80%以上のもの中で主だったものを以下に示した。今年度の項目数は20項目で昨年より3項目、一昨年より8項目減少している。
      学校は、授業などを公開している[5] 92.6%↓ (93.2%)
      学校は、保護者に出す文書・事務連絡を適切に行なっている[7] 90.7%↓ (91.0%)
      事務職員の保護者への対応はよい?[34] 89.8% (項目なし)
      学校は、緊急時(地震・台風など)の対応を生徒や保護者に知らせている[14] 89.5%↑ (85.1%)
      学校は、校内の美化活動に努めている[22] 89.0%↑ (88.8%)
      成績表は、子どもの能力や努力を適切・公平に評価している[4] 88.7%↑ (85.5%)
      子どもは、積極的に学校行事に参加している[16] 87.8%↑ (85.9%)
      学校は、生徒主体の学校行事を実施している[17] 86.6%↓ (86.7%)
      子どもは、人間的に成長してきていると思う[33] 86.4%↑ (81.9%)
      教員の保護者への対応はよい[29] 85.8%↓ (87.2%)
      学校は、特色ある教育活動を行っている[2] 85.5%↑ (85.2%)
    3. 評価の低い項目(評価A+B:70%未満)
      評価のAとBの割合の合計が70%未満のものを以下に示した。今年度の項目数は6項目で昨年より1項目、一昨年より2項目減少しているが、50%未満の項目が2項目増加している。
      子どもの学力は、着実に伸びていると思う[31] 58.4% (項目なし)
      校内の教育環境(施設・設備)面は、満足している[30] 58.6%↓ (64.8%)
      子どもは、授業が分かりやすいと言っている[3] 59.3%↓ (64.9%)
      子どもは、学校に誇りを持っていると思う[36] 62.5%↓ (68.9%)
      子どものことを理解してくれる先生がいる[26] 69.4%↓ (69.7%)
      学校は、子どものことについて気軽に相談に応じてくれる[27] 69.7%↓ (78.6%)
    4. 総括
      1. 授業公開、学校の諸情報や生徒情報の保護者への連絡など学校のオープン化や保護者との連携については高く評価されている。また、生徒の人間的成長を図る諸指導についても評価されている。
      2. 学力の伸長、授業の理解度、教員と生徒との信頼関係、誇れる学校づくりなどについて満足度が充分でない。昨年度と比べても低くなっている。
      3. 人間的な成長実感の評価が高いのに対して、学力面での成長実感の評価は低い。これは学力面での成長実感も更に高めて欲しいという保護者からの要望が出されていると受け止め、個別の学力向上の対応策を更に講じる必要がある。
    平成24年度 学校評価(保護者)アンケート集計表

    実施時期:平成24年12月6日〜15日

    学年 1 2 3 備考
    回収数(対象数) 261(275) 187(201) 216(219) 664(695) 2-1の長期留学生保護者を除く
    回収率 94.9% 93.0% 98.6% 95.5%

    (上段:実数[人] 下段:割合[%]) 備考欄( )内:無回答またはダブルマーク
    A:そう思う B:ややそう思う C:あまりそう思わない D:そう思わない

    項目 No 設問 (A+B)
    (%)
    評価 備考
    学校運営 1 学校は、建学の精神や教育方針をわかりやすく伝えている 81.0 207 331 98 18 (10)
    31.2 49.8 14.8 2.7 (1.5)
    教育活動 2 学校は、特色ある教育活動を行っている 85.5 237 331 76 14 (6)
    35.7 49.8 11.4 2.1 (0.9)
    3 子どもは、授業が分かりやすいと言っている 59.3 72 322 213 53 (4)
    10.8 48.5 32.1 8.0 (0.6)
    4 成績表は、子どもの能力や努力を適切・公平に評価している 88.7 235 354 58 9 (8)
    35.4 53.3 8.7 1.4 (1.2)
    5 学校は、授業などを公開している 92.6 358 257 38 7 (4)
    53.9 38.7 5.7 1.1 (0.6)
    6 学校は、情報を積極的に発信している 84.0 256 302 87 13 (6)
    38.6 45.5 13.1 2.0 (0.9)
    7 学校は、保護者に出す文書・事務連絡を適切に行なっている 90.7 344 258 51 7 (4)
    51.8 38.9 7.7 1.1 (0.6)
    8 学校は、学習の内容や進度を懇談や通信等で知らせている 81.0 249 289 110 12 (4)
    37.5 43.5 16.6 1.8 (0.6)
    生徒指導 9 学校は、いじめや暴力のない学校づくりに取り組んでいる 76.8 184 326 114 30 (10)
    27.7 49.1 17.2 4.5 (1.5)
    10 学校は、子どもに人権を尊重する意識を育てようとしている 74.1 167 325 131 33 (8)
    25.2 48.9 19.7 5.0 (1.2)
    11 学校は、しつけ教育が行き届いている 78.6 239 283 98 37 (7)
    36.0 42.6 14.8 5.6 (1.1)
    12 先生は、子どもの間違った行動を厳しく指導してくれる 78.9 224 300 106 28 (6)
    33.7 45.2 16.0 4.2 (0.9)
    13 学校は、家庭への連絡や意思疎通を積極的に行っている 76.4 214 293 127 23 (7)
    32.2 44.1 19.1 3.5 (1.1)
    防災 14 学校は、緊急時(地震・台風など)の対応を生徒や保護者に知らせている 89.5 348 246 56 11 (3)
    52.4 37.0 8.4 1.7 (0.5)
    15 学校は、災害が起こった場合の訓練を行っている 78.8 196 327 120 9 (12)
    29.5 49.5 18.1 1.4 (1.8)
    課外活動 16 子どもは、積極的に学校行事に参加している 87.8 342 241 66 14 (1)
    51.5 36.3 9.9 2.1 (0.2)
    17 学校は、生徒主体の学校行事を実施している 86.6 263 312 69 18 (2)
    39.6 47.0 10.4 2.7 (0.3)
    18 学校では、クラブ活動が積極的に行われている 87.8 368 215 63 13 (5)
    55.4 32.4 9.5 2.0 (0.8)
    19 学校は、クラブの活動を支援している 82.8 323 227 91 18 (5)
    48.6 34.2 13.7 2.7 (0.8)
    20 学校は、ボランティア活動を推進している 72.9 192 292 150 19 (11)
    28.9 44.0 22.6 2.9 (1.7)
    21 学校は、地域との交流を積極的に行っている 75.2 183 316 139 18 (8)
    27.6 47.6 20.9 2.7 (1.2)
    22 学校は、校内の美化活動に努めている 89.0 289 302 57 12 (4)
    43.5 45.5 8.6 1.8 (0.6)
    進路 23 学校は、子どもの将来の進路に合わせた指導を適切に行っている 73.0 206 279 140 31 (8)
    31.0 42.0 21.1 4.7 (1.2)
    24 学校は、併設大学・短大への内部進学について情報を発信している 83.0 259 292 91 18 (4)
    39.0 44.0 13.7 2.7 (0.6)
    25 学校は、資格・検定の取得に積極的に取り組んでいる 90.2 357 242 52 10 (3)
    53.8 36.4 7.8 1.5 (0.5)
    教員 26 子どものことを理解してくれる先生がいる 69.4 205 256 138 59 (6)
    30.9 38.6 20.8 8.9 (0.9)
    27 学校は、子どものことについて気軽に相談に応じてくれる 69.7 177 286 148 43 (10)
    26.7 43.1 22.3 6.5 (1.5)
    28 先生は、子どもへの声かけ等、積極的にコミュニケーションを図っている 71.4 185 289 134 46 (10)
    27.9 43.5 20.2 6.9 (1.5)
    29 教員の保護者への対応はよい 85.8 275 295 61 25 (8)
    41.4 44.4 9.2 3.8 (1.2)
    施設 30 校内の教育環境(施設・設備)面は、満足している 58.6 112 277 176 97 (2)
    16.9 41.7 26.5 14.6 (0.3)
    子どもの成長 31 子どもの学力は、着実に伸びていると思う 58.4 133 255 200 69 (7)
    20.0 38.4 30.1 10.4 (1.1)
    32 子どもは、マナーやルールを守ることが身に付いたと思う 81.5 201 340 102 18 (3)
    30.3 51.2 15.4 2.7 (0.5)
    33 子どもは、人間的に成長してきていると思う 86.4 242 332 73 14 (3)
    36.4 50.0 11.0 2.1 (0.5)
    事務室 34 事務職員の保護者への対応はよい 89.8 333 263 42 19 (7)
    50.2 39.6 6.3 2.9 (1.1)
    総合 35 子どもは、学校が楽しいと思っている 75.9 239 265 110 49 (1)
    36.0 39.9 16.6 7.4 (0.2)
    36 子どもは、学校に誇りを持っていると思う 62.5 135 280 170 75 (4)
    20.3 42.2 25.6 11.3 (0.6)
    37 滝井高校に入学させてよかったと思っている 84.3 334 226 61 35 (8)
    50.3 34.0 9.2 5.3 (1.2)
  4. (4)学校評価全体の総括
    1. 教員の授業力、指導力に関する教員と生徒および保護者の評価との乖離
      分かりやすい授業、学習指導については、生徒、保護者の評価に比し、教員の自己評価は高くなっている。同様に生徒に対する対応も生徒、保護者の評価と教員の自己評価に乖離がある。このような教育の基本に関する項目での乖離は重く受け止め改善を急ぐ必要がある。しかし、この評価には、科・コースにより差異がある。相対的に学力が高いコースの生徒は教員の授業などの学習指導を肯定的に評価しており教員の評価との乖離は少ないが、その他のコースについては乖離が大きい。乖離の大きなコースの生徒に対する一層きめ細かな学習指導が必要であり、改善の取り組みを進める必要がある。
      (授業)
      生徒 わかりやすい授業が多い[3] 68.3%↑ (52.8%)
      保護者 子どもは、授業が分かりやすいと言っている[3] 59.3%↓ (64.9%)
      教職員 生徒にわかりやすい授業を実践することができている[21] 88.1%↓ (92.9%)
      (学習指導)
      生徒 わからないことについての質問をしやすい[4] 61.9%↓ (62.0%)
      いろいろ工夫して授業をしている先生が多い[5] 66.1%↑ (54.8%)
      教職員 生徒は教科の学習指導に満足している[22] 73.8%↓ (76.2%)
      生徒に応じたきめ細かな教育を実施している[23] 95.2%↑ (88.1%)
      (生徒対応)
      生徒 担任の先生は自分のことを理解してくれている[17] 63.3%↓ (66.0%)
      困ったとき相談をしたり手助けをしてくれたりする先生がいる[18] 68.8%↓ (72.1%)
      保護者 子どものことを理解してくれる先生がいる[26] 69.4%↓ (69.7%)
      学校は、子どものことについて気軽に相談に応じてくれる[27] 69.7%↓ (78.6%)
      教職員 生徒に応じたきめ細かな教育を実施している[23] 95.2%↑ (88.1%)
      (成長の実感)
      生徒 高校生になって学力は着実に伸びていると思う[20] 64.2%↑ (57.9%)
      保護者 子どもの学力は、着実に伸びていると思う[31] 58.4% (項目なし)
      生徒 高校生になってマナーやルールを守ることが身に付いたと思う[21] 86.2%↑ (76.0%)
      高校生になって人間的に成長したと思う[22] 85.3%↑ (68.0%)
      保護者 子どもは、ルールやマナーを守ることが身に付いたと思う[32] 81.5%↓ (81.9%)
      子どもは、人間的に成長してきていると思う[33] 86.4%↑ (81.9%)
    2. 教員研修の更なる改善
      教員のレベル以上に学校のレベルの向上はありえない。従って、教員の資質の向上は学校改善にとって最も重要であり、その一翼を担う教員研修には最大限の努力をする必要がある。本年度は生徒の夏季休暇期間を利用した個人別テーマ研修や分掌別の体験的研修、分掌総括の発表(3月実施予定)などの研修の実施と改善を図った。教員の自己評価では評価が10%を以上向上した項目がある一方、数%低下した項目もある。前者の変化は、本年度の新しい研修の取り組みによると思われるが、後者の変化は公開授業や研修発表の形態のマンネリ化によるものではないかと思われる。また、校外研修への参加は昨年より数%の上昇があるものの依然低い評価である。時間的制約が大きな原因と思われる。今後、公開授業や研修発表の形態の改善、外部研修に参加しやすい環境づくりなど更なる改善に努める必要がある。
      (教員研修)
      教員間で授業内容を評価、意見交換などを行う機会がある[51] 81.0%↓ (85.7%)
      研修、研究に参加した成果を、他教員に伝えて情報を共有する体制がある[56] 80.9%↓ (83.3%)
      効果的な校内研修計画を立案し、教職員に実施している[53] 78.6%↑ (66.7%)
      目標管理による能力開発体制がある[52] 73.80% (73.8%)
      初任者等、経験の少ない教員の研修が実施されている[54] 69.0%↑ (54.8%)
      教員が計画的に校外研修を受けることができる[55] 50.0%↑ (45.2%)
    3. 誇れる学校づくり
      「誇れる学校」に関する項目は60%前後の評価である。
      「誇れる学校」を構成する要素については様々なものが考えられるが、本校の学校評価においては、「学力の向上実感」、「社会的規範の成長実感」、「人間的な成長実感」、「学校と生徒・保護者との信頼関係」の項目の総合値として捉えることができる。このような観点で学校評価を見てみると、社会的規範の修得や人間的な成長の実感は生徒、保護者、教職員とも高い評価を得ている。これは、「凛とした人づくり」を目指した小笠原流礼法の実践やきめ細かで諦めない生徒指導が一定の評価を得ているものだと思われる。しかし、生徒と教員の信頼関係や授業評価、学力向上の実感は生徒・保護者では低くなっており「誇れる学校」に対する評価が向上しない要因ともなっていると思われる。「誇れる学校づくり」には、多面的な取り組みや改善が必要であり、学校評価アンケートで得られた内容を参考に引き続き本校の重要な課題として改善に努力していかなくてはならない。
      (総合的評価)
      生徒 本校の生徒であることに誇りを持っている[25] 67.4%↑ (57.9%)
      保護者 子どもは、学校に誇りを持っていると思う[36] 62.5%↓ (68.9%)
      教職員 在校生、卒業生は学校に誇りを持っている[3] 69.0%↓ (78.1%)
      (学校と生徒・保護者のの信頼関係)
      生徒 成績や評定には納得している[6] 87.6%↑ (78.2%)
      困ったとき相談をしたり手助けをしてくれたりする先生がいる[18] 68.8%↓ (72.1%)
      担任の先生は自分のことを理解してくれている[17] 63.3%↓ (66.0%)
      わからないことについての質問をしやすい[4] 61.9%↓ (62.0%)
      保護者 学校は、授業などを公開している[5] 92.6%↓ (93.2%)
      学校は、保護者に出す文書・事務連絡を適切に行なっている[7] 90.7%↓ (91.0%)
      教員の保護者への対応はよい[29] 85.8%↓ (87.2%)
      成績表は、子どもの能力や努力を適切・公平に評価している[4] 88.7%↑ (85.5%)
      事務職員の保護者への対応はよい[34] 89.8% (項目なし)
      子どものことを理解してくれる先生がいる[26] 69.4%↓ (69.7%)
      学校は、子どものことについて気軽に相談に応じてくれる[27] 69.7%↓ (78.6%)
      (生徒指導)
      生徒 社会のマナーやルールを学ぶ機会が多い[8] 87.2%↑ (81.6%)
      保護者 先生は、子どもの間違った行動を厳しく指導してくれる[12] 78.9%↓ (82.2%)
      学校は、しつけ教育が行き届いている[11] 78.6%↓ (83.9%)
      学校は、家庭への連絡や意思疎通を積極的に行っている[13] 76.4%↓ (80.5%)